【Photoshop】ラーメンの写真に湯気を加える方法
こんにちは。あおいです。
今回はラーメンの写真をより美味しそうに見せるために、湯気を加えていこうと思います。
※写真の無断使用・無断転送等はご遠慮ください。
ラーメンの写真に湯気を加える
Before

こちらが編集前の写真です。
実際はスープが熱々で、美味しいラーメンでしたが、湯気が出るほど熱々だったわけではありませんでした。写真で見ると冷めたラーメンに見えてしまいます。
せっかく美味しかったのに、写真で伝わらないのは、もったいないですよね。
After

様々なフィルターを駆使して、湯気を作っていきます。
この方法を応用するとどんな料理にも湯気を加えられるので、お好みの湯気を目指して、試行錯誤してください。
※写真の無断使用・無断転送等はご遠慮ください。
編集の手順
画像を開く

Photoshopのソフトを立ち上げて、[Ctrl]+[O]でフォルダが開くので、湯気を加えたいラーメンの画像を選んで開きます。
レイヤーを複製する

[背景]レイヤーを選択した状態で、[Ctrl]+[J]または、[背景]レイヤーの上で右クックをして[レイヤーを複製]を左クリックして、レイヤーを複製します。
複製したレイヤーの上でダブルクリックをすると、レイヤーの名前を変えれるので、ここでは[湯気]と名付けました。
雲模様を作成する

[湯気]レイヤーを選択した状態で、ツールバーの[長方形選択ツール]を左クリックします。ラーメンの湯気を加えたいところにドラッグします。
[描画色]が黒にします。

[フィルター]→[描画]→[雲模様1]の順に左クリックします。


[フィルター]→[ぼかし]→[ぼかし(移動)]を順に左クリックします。
[角度]を[90°]に、[距離]を[700pixel]にして、[OK]を左クリックします。
湯気のゆれ具合を調節する

[フィルター]→[変形]→[シアー]を順に左クリックします。
湯気がのぼっていく様子をイメージして、直線を曲げて、調整して、[OK]を左クリックします。

[フィルター]→[ゆがみ]を順に左クリックします。
左上にある[前方ワープツール]を左クリックして、ブラシのサイズを適当に変えながら、湯気をドラッグして形を変えます。[OK]を左クリックします。
湯気を変形する

[編集]→[変形]→[ワープ]を順に左クリックします。
湯気を加えたいところ(下部はラーメンに合わせて、上部は広がるように)ドラッグして、湯気を変形させます。
上にある[〇]を左クリックして確定させて、[Ctrl]+[D](Macの場合は[Command]+[D])を押して、選択範囲を解除します。
描写モードを変更する

[湯気]レイヤーを選択した状態で、レイヤーパネルの[通常]になっている描画モードを[スクリーン]に変えます。
レイヤーパネルの下にある[ベクトルマスクを追加]を左クリックして、レイヤーマスクを作成します。
輪郭をぼかす

レイヤーマスクサムネールを選択した状態で、左のツールバーから[ブラシツール]を左クリックします。
[描画色]を黒にして、[ソフト円ブラシ]を選択し、[直径]を[400px]に、[硬さ]を[0%]に、[不透明度]を[100%]に、[流量]を[40%]にします。

湯気のまわりのくっきりとした部分をなぞるように塗ります。

[湯気]レイヤーの上で、[Ctrl]+[J]を押して、レイヤーを複製します。
ノイズを加える

[湯気のコピー]レイヤーのレイヤーサムネールを選択した状態で、[フィルター]→[ノイズ]→[ノイズを加える]を順に左クリックします。
[量]を[25%]に、[分布方法]を[25%]に、[グレースケールノイズ]にチェックを入れて、[OK]を左クリックします。
微調整する

[湯気のコピー]レイヤーの[不透明度]を[30%]に下げます。
[湯気]レイヤーと[湯気のコピー]レイヤーのレイヤーマスクを、[ブラシツール]で[不透明度]を[10%]ほどにして、適当に塗って、微調整します。
最後に

いかがだったでしょうか?
ラーメンにゆらゆらした湯気を加えて、熱々感を出すことができました。
皆さんの写真でも試してみてください。
また、編集の練習に使用する目的でしたら、私の写真を保存し、お持ちのパソコンで編集の練習をしていただいても構いません。
しかし、その他の目的での、写真の無断使用・無断転送等はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
少しでも参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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