【富士山】富士宮ルートで山頂へ
こんにちは。2023年8月中旬に初めて富士山に登ってきました。結論から言うと、登頂できましたがとても過酷だったので、もう一生登りたくないです。人生で一度は登ってみたい富士山へ、これから挑戦しようとしている人の参考になれば嬉しいです。
準備編
富士登山の持ち物についてはこちらの記事に書いてます。
富士登山当日
新富士駅~富士宮口五合目
新富士駅まで新幹線で行き、新富士駅から富士宮口五合目までバスで行きました。富士宮口五合目までのバスの切符は、新富士駅の観光案内所で購入することができます。支払方法は現金のみでした。片道2420円ですが、私たちは往復で乗車するので「富士登山バスフリーきっぷ(3700円)」を利用しました。
新富士駅のお手洗いは、駅構内よりも改札を出たところの観光案内所が入っている「ASTY新富士」の中にあるお手洗いの方が広くて綺麗でした。
バスまでの待ち時間に近くのカフェでブルーベリーシェイクを飲みました。
富士宮口五合目まではバスで2時間ほどかかります。
途中の停車駅、湧玉の池で10分ほど停車するので、富士山本宮浅間大社で参拝する時間があります。
バスに乗っていると眠たくなってしまいますが、富士山麓からは急激に標高が上がっていくので、高山病対策の為に寝ずに起きているようにしました。
富士宮口五合目~新六合目
富士宮口五合目に到着すると、高度順応の為1時間ほど休憩しました。新富士駅で購入したカツサンドを食べたり、荷物を整理したり、お手洗いに行ったりしていると、あっという間に1時間が経過しました。
屋根がある休憩施設にはロッカーがあり、ロッカー(小)600円、ロッカー(大)1000円で、いくつか空いているロッカーもありました。ロッカー(小)は100円玉のみ、ロッカー(大)は500円玉のみ使用可と記載されていました。
記念メダルがありました。記念メダルを購入してから文字を刻印するようでした。
富士宮口五合目限定のガチャポンがありました。
五合目の自動販売機は500mlのペットボトルが300円でした。
五合目のお手洗いは仮設トイレで和式でした。仮設トイレの並びに明らかに立派な小屋(?)のような建物が1つだけあり、そのお手洗いはバイオトイレで洋式でした。バイオトイレは有料で200円です。山のトイレのわりに綺麗でした。
高度順応も終わり、17:30頃登山開始です。新六合目までは20分ほどで到着しました。この日は新六合目の山小屋に宿泊しました。
【山小屋】宝永山荘
新六合目にある宝永山荘に宿泊しました。宝永山荘についてはこちらの記事に書いてます。
新六合目~八合目
深夜1:00頃に宝永山荘(新六合目)を出発しました。宝永山荘を出ると、目の前に美しい夜景が広がり、夜空を見上げると無数の星が輝いていました。さらに流れ星が落ちてきてとても綺麗でした。
新六合目を深夜に出発した時は、登山者と会うことはほとんどなく、私たちのペースで登れたので快適でした。登山道は真っ暗でしたが、ロープで囲われているので道に迷うことはありませんでした。
服装:Tシャツ、ズボン、レインウェア上下、ヘッドライト、耳当て
八合目の手前で御来光を迎えました。東の空が少しずつ明るくなっていき、太陽が昇る瞬間を見れて、(山頂まではまだまだ遠いですが)とても綺麗でした。
八合目で温かいオレンジ色の朝日を見ながら、宝永山荘でいただいた朝食のお弁当を食べました。美味しかったです。
八合目に着くとだんだん登山者が増えてきて、まわりに誰かしら登山者がいるようになりましたが、渋滞はなく、道を譲り合い、休憩しつつ登りました。
服装:Tシャツ、ズボン、フリース、レインウェア上下、帽子、サングラス、耳当て
八合目~山頂
あたりが明るくなり、登山道がはっきりと見えるようになりました。こんなにゴツゴツした道を登っていたようです。
八合目から九合目の間にコインが刺さった柱がありました。
九合目の自動販売機は500mlのペットボトルが500円でした。
山小屋が見えてきても、本当にたどり着きません。つづら折りの道を地道に登って行きました。
御来光を迎えて暫く経つと下山する人々とすれ違うようになり、細い道を譲り合いながら登ったので、ペースを乱されることも増えてきました。渋滞というほどの混雑はありませんでした。九合目以降は酸素の薄さと疲労で少し登っただけで息切れがして、休憩を取る頻度が増えました。
鳥居をくぐり抜けて、山頂に到着しました。
九合目付近までは疲れてはいるものの元気でしたが、山頂目前で頭痛がしはじめ、軽い高山病になっていたと思います。頭痛薬を飲みましたが(普段ほど)効果がありませんでした。
山頂
富士宮ルートは山頂に着くとすぐに頂上浅間大社奥宮と富士山頂郵便局があります。
富士山頂郵便局で登頂証明書(クリアファイル付き)を購入しました。登頂証明書は各山小屋でも販売しており、デザインや付属品などが異なっていました。また頂上富士館でポストカードセットと山頂マグネットを購入しました。
麓から持ってきたピザポテトの袋が、今にもはち切れそうなほどパンパンに膨れ上がっていました。
登頂でき喜んだ後だったのもあり、剣ヶ峰までの道のりが急傾斜で辛かったです。
山頂に辿り着いた登山者が必ず写真を撮る「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑です。
石碑と撮影する為に30分ほど並びました。
山頂にある火口をぐるっと一周しお鉢巡りをしました。一周の距離は2.4kmで、2時間ほどかかりました。山頂に着いた時点で、疲労困憊していましたが、「富士登山は一生に一度だけ」と思い、気力だけでお鉢巡りをしました。
お天気にも恵まれ、雲海がとても綺麗でした。
剣ヶ峰をすぎた辺りから吉田ルート直前くらいまでは、お鉢巡りをしている人も少なく歩きやすかったですが、吉田ルートの山頂からは登山者が多く混雑していました。
所々に休憩できるベンチが置かれています。
山小屋の売店には食べ物の他に雑貨も販売されています。
山頂では500mlのペットボトルが500円で、ビールは800円でした。
山頂のカップラーメンは1000円でした。
山小屋の壁に貼られていたQRコードを読み込むと、デジタルの富士山登頂証明をダウンロードできました。
山頂のお手洗いは300円でした。箱に300円を入れてから利用します。
8:30頃に登頂し、12:30頃に下山を開始したので、山頂には4時間ほど滞在していました。
下山
登山道が土と砂利と岩が混ざったような道なので、足元が滑りまくりました。疲労で足がガクガクで、滑って転んで大変でした。
お手洗いについて
五合目 | 仮説トイレは無料 小屋のバイオトイレは200円 |
山小屋 | 宿泊者は何度でも無料 |
登山道にあるお手洗い | お手洗いの前に係の人がいてその人に使用料(200~300円)を支払う 基本的に現金のみですが、QRコード決済ができるところもあり |
山頂 | お手洗いに使用料を入れる箱があり、そこに書いてある使用料(300円)を入れる |
私が出会ったお手洗いの使用方法はこんな感じでした。お手洗いはどこも綺麗で困ることはありませんでした。臭いが気になるならバイオトイレがおすすめです。
最後に
人生で一度は登ってみたい富士山に、無事登頂できて本当に良かったです。高山病については、高度順応したり、(他の登山者にどんどん抜かされるほど)ゆっくり登ったりと気を付けていたつもりですが、山頂付近で軽い高山病(頭痛)になってしまい残念でした。下山すると元気になりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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