/* Googleアドセンスをリンクするためのコード

神戸市立王子動物園のレビュー

こんにちは。4月下旬に王子動物園へ夫婦で遊びに行ってきました。結論から言うと、とても面白かったです。

神戸市立王子動物園のレビュー

出入口周辺

王子動物園内に入るとパンダのタンタンのパネルがお出迎えしてくれました。

正面ゲートのすぐ近くにはパンダプラザというギフトショップがありました。店内はそこまで広くありませんが、ぬいぐるみや文房具、マグネット、お菓子など動物園ならではのものが販売されていました。

園内には飲み物とアイスの自動販売機がありました。サーティワンアイスクリームは1つ370円です。

多くのフラミンゴが鳴いており、にぎやかでした。

クジャクが飾り羽根を大きく広げており、目玉のような美しい模様を見ることができました。(写真を撮ろうとすると羽根を閉じてしまいました。)

シロフクロウが地面を歩いたり、水を飲んだりしていました。活発に動いているフクロウを見たことがなかったので新鮮でした。

ジャイアントパンダ

ジャイアントパンダのタンタンが3月に亡くなり、現在はパンダの展示はありません。

タンタンが飼育されていた建物には、数えきれないほど多くの花束が手向けられていました。

パンダの飾りのついた花束もありました。

猛獣

ゾウが2頭おり、昼間は運動場でうろうろしていました。

ゾウが運動場にいない場合は寝室にいるので、建物の裏側にまわると見られます。王子動物園はこの方式の動物が何種類かいるので、運動場に展示されていない時は寝室を見に行くと良いと思います。ちなみにゾウのお食事タイムは寝室で行われました。

園内の至る所に動物たちに関する知識が掲示されていて、知らないことも多く勉強になり、読んでいて楽しかったです。

ジャガーが木の上でゴロゴロしていました。

細めの板の上で腕を下ろしたり腕枕したり、顔をあっち向けたりこっち向けたりと、寝る姿勢を探しているようでした。

動物園の猛獣たち、この姿勢でいるのよく見ますね。お腹をポコポコさせて、顔はキョロキョロしていました。

ユキヒョウは完全にリラックス状態でした。きっともう野生には戻れませんね(笑)

ふれあい広場

ふれあい広場は子どもたちに大人気で、小学生の遠足や保育園・幼稚園の親子遠足の人々で賑わっていました。園内にはカメラを持ったソロ活の人やカップルもいましたが、ふれあい広場は驚くほど子ども連ればかりでした。

ヒツジが柵のすぐ近くにいたので子どもたちがなでていました。

動物たちが奥の方に行ってしまうと触れ合うことができません。

カピバラはふれあい広場の他に類人猿のエリアの近くにも展示されています。ふれあい広場の方が間近でカピバラを観察することができました。

ウサギが穴を掘ったり、走り回ったりと元気で可愛かったです。

ふれあいタイムにはウサギやモルモットと一緒に写真を撮ることができます。平日のみ1日2回開催で人数制限有です。開催時間の約10分前から「入口」の前で、係の方が「最後尾」という札を持って、案内していました。子どもはもちろん、大人のみでも参加可能です。(午前の部では親子遠足の団体客で賑わっており、その中に紛れて夫婦のみで並ぶのは場違いな気がして諦め、午後の部に参加しました。午後の部はふれあい広場にいるお客さん自体少なくてふれあいタイムも空いていました。)

ふれあいタイムでは椅子に座って、籠に入ったウサギとモルモットを膝に乗せて、なでたり写真を撮ったりすることができました。1グループに対してウサギとモルモットが1匹ずつ、触れ合える時間は1分ほどでした。ウサギやモルモットを籠から出したり、顔まわりを触るのはNGです。

ふれあい広場内にニワトリの「コケコッコー」という鳴き声が響き渡っていて、どこにいるのかな?と思っていたら、ヒツジの裏側にいました。

フォトスポットになりそうな風見鶏が取り付けられた建物と橋がありました。

滝や川が流れており、子どもたちや(おそらく野生の)スズメが水遊びをしていました。

キリンの親子のトピアリーがありました。

園内にはベンチも多くあり、ゆっくりと休憩するのにちょうど良さそうでした。

D51機関車が展示されています。

機関車に2両分の客車が牽引されており、2両とも雰囲気が異なる造りになっていました。

コアラ

コアラはコアラ舎の中でガラス越しに見ることができます。ガラス越しですがガラスが綺麗で、コアラもわりと近く、よく観察することができました。

コアラのお食事タイムには、ユーカリの葉を新しいものと交換してくれます。コアラは若い芽や若い葉を好んで食べ、成長し鮮度の落ちた葉は残すそうです。ユーカリの葉を新しいものと交換した途端、コアラが若い芽や若い葉を選りすぐりモリモリと食べていました。お食事タイムにコアラ舎へ行くのがおすすめです。

コアラになりきれるフォトスポットがありました。木は綺麗で頑丈なので、折れる心配や服が汚れる心配などありませんでした。

アシカ

アシカは2カ所から観察でき、上ではアシカが息継ぎの時に顔を出す姿を、下では海中で泳ぐ姿を観察できます。

アシカが何匹もいて、じゃれあっている様子も観察できました。上から見ると大きさの違いが一目瞭然です。

下から見るとアシカが優雅に泳いでいる姿を観察できます。

草食動物

エミューがお食事中でした。エサを食べたり、顔を出してキョロキョロしたりと忙しなかったです。

ダチョウの足は筋肉質でガッチリとしていました。

カンガルーがゴロゴロと寝返りを打っており、だらだらしていました。

シタツンガがお食事中でした。

シマウマが黒地に白の縞模様ということが未だに信じられません。

キリンが檻から顔を出してくれました。

キリンはうんちで妊娠の可能性がわかるということに驚きました。

クマ

クマが運動場にいない場合は寝室で展示されています。

クマのお食事タイムは寝室で行われていました。飼育員さんがエサをどばっと檻の中に入れたあとに、手前の檻の隙間にサツマイモを並べてくれたので、クマの顔や食べる姿がよく見れました。クマは3頭いて、飼育員さんが順番にエサをあげるので、どのクマの前でスタンバイしていても食事姿を見ることができますよ。

ナマケモノ

私が王子動物園で1番驚いたのは、フタユビナマケモノが元気に活動しており、全く怠けていなかったことです。チンゲン菜を手でつかんで食べており、顔もしっかりと観察できました。今まで幾度となく動物園でナマケモノを観察してきましたが、顔が見れたのも動いている姿を見れたのもこの日が初めてでした。目が大きく、円らな瞳をしており可愛らしかったです。

類人猿

チンパンジーのお食事タイムも寝室でした。(このあたりでお食事タイムは基本的に運動場ではなくて寝室で行われていることに気付きました。)

チンパンジーの運動場はベンチの並んでいる室内から見ることができます。自販機やごみ箱もあり休憩所を兼ねていそうでした。

ゴリラは現在は飼育されていませんが、ゴリラの飼育場所が入れる仕様になっていました。動物園のゴリラの気持ちになれるという珍しい体験ができました。

それぞれのパネルにゴリラに関するクイズがあり、クイズに答えながら飼育場所を一周しました。

動物科学資料館

動物科学資料館の中にある休憩所からペンギンが水中に潜り、泳ぎ、陸へと上がる一連の様子を観察できました。また、この休憩所にあるモニターでパンダのタンタンの映像が流れていました。

資料館内には動物に関する様々な知識が展示されていました。

実際に自転車で動物たちとスピード勝負をしたらどのような結果になるかを体験することができます。

屋上庭園は緑豊かで、ピクニックにピッタリな雰囲気でした。

旧ハンター住宅

動物園内に国指定重要文化財の旧ハンター住宅があり、大規模の異人館を見学することができます。入場無料です。

旧ハンター住宅には靴を脱いであがり、スリッパに履き替えて見学しました。入口で係りの方が案内してくれます。

建物内にあるものに触るのは不可ですが、写真撮影は可です。家具やカーテンなどすべてが素敵でした。

廊下までもオシャレで、2階の廊下の窓から遊園地の観覧車が見えました。

遊園地

遊園地には昔懐かしい遊具が多くあり、子どもたちが楽しそうでした。

動物科学資料館から遊園地にかけて、ゾウの滑り台がありました。

基本情報

アクセス〒657-0838 兵庫県神戸市灘区王子町3-1
阪急神戸線王子動物園駅より徒歩3分ほど
休園日水曜日(祝日や長期休暇は営業していることもあるので、詳しくはHPをご確認ください)
営業時間3月~10月 9:00~17:00
11月~2月 9:00~16:30
入園料金大人 600円
駐車場有料
コインロッカーあり
再入場

事前に知っておくと良いこと

王子動物園内には(キッチンカーはありますが)レストランやカフェなどはありません。再入園が可能なので、王子動物園付近の飲食店でお昼ご飯を食べるか、お弁当などを持ち込んで園内のランチスペースで食べるかになります。

動物たちのお食事タイムは王子動物園の公式HPで掲載されているので、事前に調べてから行くのが良いと思います。おすすめはゾウとコアラとクマです。

最後に

いかがだったでしょうか。動物たちをゆっくり見つつ、お食事タイムも気にしつつ、園内に掲載されている動物豆知識を読みながら回っていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。開園から閉園まで園内をうろうろしていましたが、すべてを見て回るには時間が全然足りませんでした。大人だけでも十分楽しめるので、デートなどでも行ってみてくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Posted by aoifamily