立雲峡から天空の城(竹田城跡)を望んできた
はじめに
竹田城跡のまわりに雲海が出て、まるで竹田城跡が雲の上に浮いているような幻想的な風景から「天空の城」と呼ばれています。立雲峡は「天空の城」の全景を望めるスポットです。
雲海は天候や気温などの条件が整った場合のみ発生する為、必ず見られるものではありません。私たちは2回目でようやく「最高の雲海」を見ることができました。
体験記

雲海予報のサイトを見て、雲海の出現する確率が高い日に立雲峡へやってきました。立雲峡の登山道入口に1番近い駐車場は前日の20時30分の時点で数台分の空きがありました。この駐車場への道中の片側も駐車場になっており、そこはこの時点ではほとんど空いていました。駐車場は無料です。
駐車場にはお手洗いがあり、水洗トイレで山のトイレとは思えないくらい綺麗でした。女子トイレには個室が2つ、洗面台は1つだけで決して広くはありませんでした。トイレットペーパーとアルコール消毒はありましたが、ハンドソープはありませんでした。洗面台に鏡があり、夜は歯磨きしている人もいました。朝4時過ぎにはお手洗いが大混雑で、女子トイレだけでなく男子トイレにも行列ができていました。登山道にはお手洗いがないので、ここが最後のお手洗いとなります。

朝4時過ぎには協力金を支払う窓口にも行列ができていました。登山道は4時30分に開くと書かれていましたが、この日は少し早めに開いていたようでした。窓口が開いてからはスムーズで列の進みは早かったです。
ここからも竹田城跡が見えるので、雲海が出ているかどうかを確認してから展望台へ登ることもできます。

1人300円、現金でお支払いしました。

1番上にある立雲峡テラスまでは20分~30分ほどで、このような階段を登り続けます。明かりは全くないので、何か照らすものは必須です。途中で「第〇展望台まで△分」という看板がちらほらあり、その看板を励みに頑張って登りました。運動不足の私でも登れたので、安心してください。息切れもするしちゃんと運動なので、飲み水必須です。(駐車場には自動販売機がありますが、登山道に入ると自動販売機はありませんでした。)

(これは下山時に撮影した写真ですが)途中で手すりが出てきて登りと下りを分けている道が出てきたら、もう本当にあと少しです。登っていると気温は低いのにじんわり汗をかきました。

まわりの人たちに後れをとらずに頑張って登ってきたつもりでしたが、立雲峡テラスはかなり混雑していました。好きな場所を選べる状況ではなかったので、空いていたところにレジャーシートを敷いて座って日の出を待ちました。湿度が高いので地面が濡れており、レジャーシートや折り畳み椅子に座っている人が多かったです。
この日の出を待っている時間がかなり寒かったです。私たちは登山着+手袋+帽子+カイロで防寒していたのでわりと平気でした。パーカーやカーディガン、スウェットなど11月の昼間の服装で来ている人たちはかなり寒そうでした。
星がとっても綺麗で、日の出を待っている時間も楽しく過ごせました。

撮影した風景はこちらです。暗闇でも雲海が出ていることはわかっていましたが、町の明かりが見えており少し薄いかな?と思っていましたが、徐々に雲が分厚くなっていきました。日の出頃には端から端まで雲海が広がり、竹田城跡が雲の上に浮かんでいるような幻想的な風景を見ることができ、大満足でした。のちにわかりましたが、この日は「最高の雲海」だったようです。本当に綺麗でした。

立雲峡テラスには光の道天望所という竹田城跡まで光の道が続いているかのように見える撮影スポットがありました。この写真は1回目に登った雲海が出なかった日のもので、2回目に登った雲海が出た日は混雑しすぎてこちらでは撮影できませんでした。カメラ台があるので、セルフでも簡単に撮影できそうでした。

このような階段を登ってきたんだなと思いながら下山しました。足元が濡れており結構急で滑って転びましたが、手すりにつかまったので無傷で済んで良かったです。私以外にもお尻に泥がついている人がいたので、何人か転んでいると思います。

登山時は暗くて見えませんでしたが、下山時に夫婦円満の聖地を見つけました。

6時45分頃、立雲峡登山道入口に戻ってきました。観光バスが数台到着しており、これから登る人も多そうでした。

天空の城のお手本のようなフォトスポットがありました。

こちらは立雲峡案内図です。「天空の城」を見ると満足してしまい、おおなる池に行き忘れてしまいました、、、。次回の楽しみにとっておこうと思います。

朝は立雲峡登山道入口付近の駐車場は満車で、少し歩いたところにある竹田城跡・立雲峡駐車場にも多くの車が停まっていました。
それぞれの展望台の見え方の違い
1回目の雲海が出現しなかった日にそれぞれの展望台からの竹田城跡の見え方を確認してきました。それぞれの展望台にて焦点距離100mmで撮影してきました。
立雲峡テラス

1番上にある立雲峡テラスは1番人気で人もかなり多かったです。段差がしっかりとあったので後ろの方でもしっかりと竹田城跡を望むことができました。入口付近は人の出入りで混雑するので、選べるなら奥の方に入ってしまった方がいいかなと思いました。
第一展望台

第一展望台は立雲峡テラスとさほど変わらないかなという印象でした。
第二展望台

第二展望台は立雲峡テラスや第一展望台と比べて、竹田城跡に近付き大きく見えました。次回は第二展望台から見たいなと思いました。
第三展望台

第三展望台は階段を登る時間が圧倒的に短くて、竹田城跡が1番大きく見えました。写真で見る分にはいいかもしれませんが、視界に少し電線が入って気になりました。第三展望台からでも十分綺麗に見られました。
服装
登山着(長袖Tシャツ、フリース、長ズボン、レインウェア上下、手袋、帽子)で行きました。中に着込めるようにウルトラライトダウンも持って行きましたが使いませんでした。動きやすくて汚れてもいい服装なら何でもいいと思います。
持ち物
・レジャーシート
泥っぽい地面にそのまま座るにことに抵抗があるので持って行って良かったです。折り畳み椅子を持ってきている人も見かけました。
・ヘッドライト
登山道には明かりがないのでヘッドライトが重宝しました。スマホのライトやキャンプのランタンで登っている人もたくさんいました。
・軽食&白湯
日の出を待っている間は本当に寒かったので白湯を水筒に入れて持って行って良かったです。少なくとも水は必須です。
・カイロ
最後に

雲海が出現している竹田城跡は幻想的で本当に美しかったです。寒さ対策をしっかりして、ぜひ行ってみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

















あおい



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