E-Ⅱ HORIZON FR-7レビュー【万能7弦メタルギター】
何でもできる7弦ギターが欲しくてE-II HORIZON FR-7を購入しました!
一年ほど使用してみて気付く点をレビューしていきます!

スペック
| ボディ材 | アルダー |
| ネック材 | ハードメイプル3P、スルーネック |
| グリップシェイプ | 薄いU型 |
| 指板 | エボニー、ホワイトバインディング |
| 指板R | 305R |
| スケール | 648mm(レギュラースケール) |
| ナット | フロイドローズのロックナット(幅48mm) |
| フレット | 24F、エクストラジャンボ |
| ペグ | GOTOH SG360-07 MG-T |
| ブリッジ | フロイドローズオリジナル |
| ピックアップ | リア :EMG 707 フロント:EMG 707 |
| 色 | 黒のみ |
| コントロール類 | 1ボリューム1トーン、トグルスイッチ |
| 金額 | 352,000円(税込) *2025年3月現在 |
付属品
ギグバッグ

エドワーズ等に付いてくる直角三角形のもの(EF-90G)ではなく、ギターの形のもの(GB-25G)が付属します。
ただこれ、数年前まではハードケースが付属していたんですよね。。。30万超のギターなのでハードケース付けてほしかったですね。ESPとしては物価高を受けてなるべく金額を上げないようにケースのグレードを下げて対応したのだと思います。ギター本体側のパーツのグレードを下げるのはあり得ないし、金額が上がりすぎると手が届かなくなるため難しいところですね。
中古品で探す場合は、2020年以前製あたりを探すとハードケース付のものに出会える可能性があがると思います!
フロイドローズ関連のもの

フロイドローズを調整するためのレンチなどが付属していました。
フレットガード

なぜか2つ付いてきましたw6弦用と7弦用でしょうか。
普段は使いませんが、ギターを持ち歩く際はフレットガードを付けておくことで無駄に弦とフレットがぶつからず、フレットが痛むのを防いでくれます。
ESPメンバーズカード(直営店での購入の場合)

ESP直営店で購入する最大のメリットがこれです。
直営店で購入したギターの基本調整が永年無料になります。
無料の調整のためだけに来店しても嫌な顔一つせず、きっちり調整してくれます。
シーズンごとに持ってきてくださいね!と仰っていただいたので、気兼ねなく持って行けます。
また、このカードを持っていれば小物の購入が10%引きになる特典も付いています。
ギターは消耗品がちょこちょこあるのでその点でもありがたい!
特徴
なんといってもまずは7弦であることが大きな特徴でしょう。ディンキーシェイプの7弦スーパーストラト、といったイメージです。90年代に流行ったギターを今風に作り変えました!という感じがしますw
これにEMGが乗って、アーミングも変幻自在で、もちろんメタル寄りではありますがほとんどのジャンルでなんでも対応できます。スペックは結構尖っていますがオールジャンルいけるでしょう。
シングルコイルの音はこのままでは出せないので、出したいシングルコイルの音が明確にある場合は不向きかもしれませんね。
出音は良くも悪くもフロイドローズ+EMGの音です。木材関係ありませんw
フロイドローズとEMGの組み合わせであれば格安ギターか高級ギターか出音を聞いただけでわかる人はほとんどいないのでは?
ただやはり高級ギターなので弾きやすさはピカイチです。多少高めの弦高でもエクストラジャンボフレットのおかげで軽々弾けます。
あと、ネック裏はサテン塗装です。これを長所ととらえるか短所ととらえるかは人によりそうですね。
ローポジションからハイポジションへの移動はとってもスムーズです。
その一方、グリップ感はグロス塗装に軍配が上がります。
手汗をかく人はサテン、カサカサな人はグロス塗装が向いていると思います。
購入理由
7弦で作曲したかったため、まずは7弦ギターの中から選び始めました。
アームをたくさん使いたい→フロイドローズ
DTMの録音時のノイズを低減したい→アクティブピックアップ(特にEMGの音が好き)
高音域まで使いたい→24フレット
ミディアムスケールで慣れているためなるべく近いスケールがいい→レギュラースケール(ミディアムの7弦も存在しますが、7弦にハリのある音が欲しかったのでレギュラー一択で考えていました)
これらで絞ってこのギターに行きつきました。
あとは、藤岡幹大さんや大村孝佳さん、BABYMETALが好きなのもありますね!
お二人のレジェンドギタリストが昔BABYMETALの現場で使用されていたことも購買欲を掻き立てました!
コイルタップ、ボルトオンネック、ファンドフレット、ジェスカーのステンレスフレット、好みの見た目、ハーフスキャロップドあたりも欲しかった機能ですが、ここまで絞ると対象のギターがないので諦めました。
オーダーメイドも検討したのですが、これらの希望をすべて叶えようとするととんでもない金額がかかるためそれも諦めましたw
そもそも7弦のファンドフレットでフロイドローズの時点で市販のギターがない!
ある程度のことは購入後に改造できるので妥協しましょう。
僕はハードケース付きの中古を探していましたが、ESP直営店にてアウトレット品を見つけたので傷あり新品を購入しました。
長所
フロイドローズ
フロイドローズとは・・・
ブリッジ側とナット側で弦を固定し、チューニングの安定性の向上や過激なアーミングを可能にするものです。
みんな大好きフロイドローズ!これは本当に素晴らしい。
エレキギター界におけるフロイドローズさんの功績はエジソン並です。
このギターに搭載されているのはFloyd Rose Originalの7弦用です。最高グレード。
廉価グレードではアームアップ後とアームダウン後では若干ピッチが異なる現象が起きることがあります。アームアップ後でチューニングを合わせると、その後の演奏中にアームアップ後はチューニングが合うが、アームダウン後はチューニングが合わない(逆もしかり)という現象です。どちらの状態でチューニングを合わせるか、という問題が発生しがちですが、オリジナルはアームアップ、アームダウン後にはきっちり元のピッチに戻ってくれます。どの状態でチューニングしていてもOKです。
そして放置していてもチューニングがずれません。
チューニングがずれるのはネックが反ったときか、気温や湿度で弦が伸び縮みしたときのみです。
趣味ギタリストの僕は毎日ギターを触るわけではありません。手に取ったときに煩わしいチューニングをせずいきなり弾き始められるのはとっても快適です。
しばらく弾かない期間があってもチューニングなしで濁らないコードを聴かせてくれます。
一度完璧にセッティングしてしまえば弦のゲージを変えない限りはセッティングし直しもありません!
趣味ギタリストの快適なギターライフには必須だと思っています。
ロックペグ
ロックペグとは・・・
ストリングポストに弦を巻き付けるのが一般的ですが、ロックペグは弦をペグ側の機構で固定し、チューニングの安定性を高め、弦交換を楽にするものです。
フロイドローズがあるのにロックペグがデフォルトで付けられているなんて、、、!
ロックペグの大きなメリットの一つは、ストリングポストに弦を巻き付けないのでチューニングが安定することにあります。
が、フロイドローズが乗っているギターにはこの恩恵はありません。
ナット部分でロックしているため、ペグの形状が何であろうとチューニングに影響はありません。
ではなぜロックナットなのか。
ずばり弦交換の手間削減のためだけです!
フロイドローズは弦交換が面倒ですが、ロックペグさえ付いていればまだマシです。
仮にこのギターが通常のペグであってもロックペグに交換しようと思っていたので、これはうれしい限りですね。
ちなみにロックペグでヘッド側の重量が増えますが、まったくヘッド落ち(重心がヘッド側に傾きすぎてしまうこと)はありません。
スルーネック
スルーネックとは・・・
ギターのネックからボディのお尻側の端までを1本の木材から作るものです。ボディの鳴りを良くし、サステインを伸ばし、ハイフレットの演奏性を高めます。
ギターソロを弾くうえでスルーネックの演奏性の高さには頭が上がりません。
左手の親指を置く場所に制限がないため、同じフォームでハイフレットまで弾ききることができます。
フロイドローズの関係で、サステインの伸びや鳴りについてはほとんど影響は感じませんが、鳴る部分がひとつながりでとても長いのでロー成分が強く出るような気がしています。低音を響かせるリフには強いでしょう。
アクティブピックアップ
アクティブピックアップとは・・・
電池を必要するプリアンプを内蔵したピックアップで、ノイズが少ないためレコーディング向きで、コンプレッション感があり明るく立ち上がりの早い音を出すことが特徴です。
これは好みが分かれますが、メタルには相性抜群です。
ノイズが乗りにくいのでパッシブでは崩壊してしまうほど強いディストーションサウンドもクリアに鳴らすことができます。
パッシブのピックアップに比べてコンプレッションが効いているので、ダイナミクスの幅はパッシブに軍配が上がります。その分、言い方は悪いですが、コンプレッサーを薄くかけたように若干音量が均一になるため、下手な人でも上手く弾けているように聞こえるでしょう。適当に弾いても均一感のある音になります。
速いテンポでブリッジミュートを掛けながら刻む際はこのコンプレッション感でマシンガンのような音になるのがいいですね。
このギターにはリアもフロントもEMG707が乗っています。メタラー大好きEMG。
近頃はフィッシュマンも台頭していますが、自分はやはり往年のメタルが好きなのでEMGの音が好きですね。
ディストーションは言うまでもありませんが、クリーントーンもいい音出します。エフェクターのノリもいいので思い通りに出したい音を出せる印象です。
DTMを趣味としているためレコーディングの機会も多いのですが、このピックアップは本当にノイズレスです。
音を止めたいところではきっちり無音になってくれます。ノイズを消す作業が必要ないレベルですのでDTMerにアクティブピックアップはぴったりだと思います。
エクストラジャンボフレット
エクストラジャンボフレットとは・・・
通常のものに比べて高さや幅が大きいものを指し、軽いタッチで音が鳴り、サステインが伸び、チョーキングをしやすい一方、スライドの際に指に引っかかりを感じる人もいるようです。
力を入れずに弦を押さえられるため、速弾き向きで激しいチョーキングやビブラートをかけられます。レスポールタイプのフレットに慣れていたため、初めて触った際はなんだこれ!?という感じでしたがすぐに慣れました。今ではでかいフレットじゃなきゃやってられません。
フレットが大きいとスキャロップドに近い効果がありますね。しかもスキャロップドはネックへの負担もありますがジャンボフレットではそれは関係ありません。スキャロップドに比べてギターに優しいですね。
せっかくフロイドローズが乗っているため、アームアップもしたいところです。アームアップのためにはある程度の弦高が必要ですので、フロイドローズとの組み合わせは抜群です。
人によってはスライドの際に指に引っかかりを感じることもあるようですが、僕は全く感じませんでした。今まで通りスムーズにスライドできます。
24フレット
ストラトは21F、レスポールは22Fのものが多く、フレット数が増えるほど高い音を出すことができます。多くても24Fまでが一般的ですが、27Fや30Fを超えるものもあります。
弾きたい曲に24Fが出てくることがあったので、ここまでは欲しいと思っていました。
1弦24FでE(ミ)の音、1音半チョーキングすればG(ソ)の音まで出せるのでかなり使えます。
ネック厚
これは絶妙ですね。本当に弾きやすい。
比較的薄めなのですが、このおかげでロックフォームで構えることも容易ですし、速弾きにも対応しやすいです。これが7弦ギターの最適解ではという形になっています。
短所
弦落ち
弦落ちとは・・・
1弦側に起きやすい現象で、押弦もしくはプリングオフの際にフレットから弦が滑り落ちてしまう現象です。
これが一番の短所ですね。
1弦プリングで開放弦を弾く際にかなりの確率で弦落ちします。有名アニソンのGod knows…等はこのギターにとって大変苦手な曲だと思います。
7弦フロイドローズはナット幅48mmで決まっているため、ユーザビリティを考慮してネック幅を可能な限り狭めた結果ではないかと推測しています。
ネック幅をあと1mm広げてでも弦落ちしないような構造にしてほしかったです。
それか、47mm幅のフロイドローズを開発してほしい、、、!
フロイドローズ
長所としても挙がっていたフロイドローズです。長所と短所は紙一重なので。
フロイドローズならではの問題もたくさんあります。
ライブが怖い
通常のブリッジであれば弦が切れても切れた弦以外を使って演奏を続けることは可能です。
が、フロイドローズ(それ以外でもフローティング設定にしているギター)はそうはいきません。
弦の張力を使ってブリッジをボディから浮かせているため、いずれかの弦が切れるとブリッジのバランスが崩れて全ての弦のチューニングが狂います。
1弦が切れたから2弦で同じフレーズを弾く、ということはできません。できるとすれば某ぼっちちゃんのようにボトルネック奏法するくらいですが、それが耐えられるのはソロだけ、リフやコードストロークはできないでしょう。
このことからライブ中に1音半チョーキング等をする際はヒヤヒヤします。弦切れの恐怖は通常のギターの5倍はありますね。
ハーモナイズドチョーキングが濁る
上述の通り、フロイドローズ等は弦の張力を使ってブリッジのバランスを保つため、いずれかの弦をチョーキングするとその弦の張力が上がり、そのバランスを取るために他の弦の張力が弱まります。
つまり、チョーキングした弦以外は元のピッチよりも低くなります。
例えば3弦12Fを全音チョーキングしながら2弦13Fを弾く、みたいなフレーズは2弦13Fのピッチが元よりも下がり(若干C♭寄りのC)、ハーモニーのとれていないハーモナイズドチョーキングになってしまいます。
弦交換
これはもうフロイドローズを買う時点で覚悟してください。
弦交換に六角レンチが必須です。詳しい弦交換の手順はここでは説明しませんが、通常のギターであれば6弦全ての交換に10分を要する僕は7弦フロイドローズでは25分程度かかります。
おとなしくElixir弦を買って弦交換の頻度を減らしましょう。
チューニング
弦交換のあとのチューニングもクソ面倒です。
上述の張力の関係でピッチがなかなか合いません。というか、全弦を完璧なピッチにすることは構造上不可能です。
1弦のチューニングを合わせた後、2弦のチューニングを合わせると1弦がずれています。
全弦をざっくりチューニングしてから何周か細かくチューニングしていく必要があるため、かなりの時間を要します。チューニングしたいのではなく、ギターを弾きたいのに!!!という気分です。
これだけ面倒なチューニングですが、チューニングの安定性は抜群ですので一度してしまえばしばらくチューニングの必要はありません。
ボディの鳴り
びっくりするほど生音がショボいですw
別に所持しているレスポールタイプのギターは、アンプにつなぐのが面倒でちょっとだけ弾きたいときには生音で弾くこともありましたが、このギターは絶対にアンプにつなぎたいです。
ブリッジとナットで弦が固定されているので、ボディが鳴る余地がありませんw
ただエレキギターはアンプにつないで弾くものだとは思っているので、それほどのデメリットではありませんね。
スルーネック
これも長所としても挙げていたものですね。
もしかしたらまだ新しいギターだから、ということもあるかもしれませんが、ネックがボディのお尻までつながっていてとても長いので、他のギターに比べてネックがよく動く気がします。
しばらく使って落ち着いたらいいなと思っています。
長所としてロー成分が良く出ると記載しましたが、若干ボワ付く感じもします。
タイトに刻みたいときに、こんなにローいらない!という感じですね。
これはEQで対策できる範囲ではあります。
また、万が一ネックを折ってしまった場合は悲惨です。
ボルトオンならネック交換は容易ですし、セットネックの場合もお金をかければ何とか交換はできます。
しかし、スルーネックはボディお尻まで貫かれたネックのため、ギターを買い替えるほかないでしょうね。
折れにくいように3ピースの木材が遣われていますが、絶対に倒してはいけません。
インレイ
インレイとは・・・
この記事ではポジションマークを指します。3,5,7,9,12…フレットの指板に目印として付けてある模様です。
見にくい!
ブロックインレイに慣れているせいもあって、どこ押さえているのかわからなくなる時があります。
12Fはほぼブロックインレイなのでいいのですが、それ以外はだめです。
凝っている割に見た目が突出してかっこいいわけでもありません。
指板の中心にでかいインレイ!これが正義です。
コントロールノブ
コントロールノブとは・・・
通常ギターの右下あたりにあるボリュームやトーンを調節するためのノブです。
うーん、位置がちょっと。。。
右手を開いてピッキングしたり、右手を振り下ろすようにピッキングするとボリュームノブにあたります。そしてノブの動きが軽いので、意図せずボリュームが変わります。
もうちょっとだけ離してほしい。
僕はボリュームもトーンも基本全開なので、全開でカチッと止まるようにしてくれるだけでもだいぶ良くなりそうです。
ピックアップセレクター
ピックアップセレクターとは・・・
どのピックアップをどんな配列でアクティブにするかを指定するスイッチです。曲中に切り替える場合はセレクターの位置が演奏性に大きく影響します。
これも位置がねー。。。
セレクターを触りたいのにノブにも触ってしまう絶妙な位置です。
しかもスイッチの向きが弾きながら変えにくいんですよね。
ノブとセレクターの配置はストラトと同じでもよかったのでは。。。
指板
指板とは・・・
ネックの表側(弦の側)にあり、指を乗せる部分です。
ぱっと見は真っ黒のエボニーなのですが、茶色のエボニーを着色して黒く見せているものです。
弾いていると手が黒くなります(笑)
理想は元から黒いエボニーですが、茶色のものを使うなら着色しなくていいです。高級ギターなのにちょっと貧乏くさい感じがしますw
24フレット
これも長所にも挙げていた項目ですね。
24Fまであると音域が広がっていいのですが、増えたフレットの分だけボディのお尻側までネックが伸びます。
このことにより、フロントピックアップの位置が2cm程度リア寄りになります。
リアと音色を変えるためにフロントピックアップに切り替えるのに、その差が小さいです。
今まで22Fのギターを使用しており、購入前は2F分の差なんて大したことないと思っていたのですが、結構変わります。
22Fのギターでは誰が聴いてもリアとフロントで音色が違う!という感じですが、24Fのギターではギタリストにしか違いが伝わらないかもな、というくらいに変わります。
ただそれ以上に音域が広がるメリットも大きいので、これが大きなデメリットだとは感じていません。
指紋が目立つ
ボディが黒のグロス塗装のため、指紋や手垢、ピックの削りカスが目立ちます。
触れる機会の多い楽器ですので、きれいに保つにはそれなりのメンテナンスが必要です。
楽器って使われている感がかっこよかったりもすると思うのですが、グロス塗装は別ですw
ラッカーならいい感じに塗装が剥がれたりでかっこいいですが、グロスに残る指紋や手垢は汚いだけに見えます。ちゃんと拭きましょう。
対抗馬
このギターを購入する際の比較対象となりえるギター(僕が実際に検討したギター)は以下の通りです。
E-SNAPPER-7 Fujioka Custom
E-SNAPPER-7 Fujioka Custom
藤岡幹大モデルの7弦ギターですね。
ESPとEdwardsから発売されていますが、金額的に対抗馬となりえるのはEdwardsだと思います。
ESP社に問い合わせたところ、E-Ⅱ HORIZON FR-7と比較して木材のグレードに差はないとのことでした。
このギターのすごいところはESP製のもの(SNAPPER-7 Fujioka Custom)と比較してスペック上の差はほとんどないことです。
ESP製とEdwards製で木材のグレードやフロイドローズの種類(ESPはoriginal、Edwardsは1000 Series)、ネックの厚さ(ESP製は丸太のように厚い)など細かな違いはあるのですが、ESP製でできてEdwards製でできないことはありません。
特筆すべき点は強制フロントシングルスイッチが搭載されていることです。
ピックアップはフロントがEMG 707TW、リアがEMG 707です。
707TWはコイルタップでハム、シングルの音を切り替えられるピックアップですが、このギターはコイルタップではなくトグルスイッチで操作します。
ピックアップセレクターがリアの状態でもこのトグルスイッチをONにすると一発でフロントシングルに切り替えられるのです。なんと革命的。
このスイッチが付いていない場合は、セレクターがリアにあるならフロントに動かして、コイルタップするという2つの手順が必要となります。
正直このギターとはかなり悩みました。
藤岡ファンでなくても万能7弦ギターを求める方にはお勧めできます。
中古でお買い得なこのギターを見つけたので狙っていたのですが、検討中に他の方に先を越されてしまいましたw
そんな時にE-Ⅱ HORIZON FR-7のいい個体に出会えたので購入した次第ですが、タイミングさえ違えばE-SNAPPER-7 Fujioka Customを購入していたと思います。
あと見た目がかわいい!!
HELLRAISER C-7 FR
HELLRAISER C-7 FR
SCHECTERから出ている7弦ギターです。
7弦、フロイドローズ、ピックアップがフロント、リア共にEMG 707TWでコイルタップ可能という全部入りのようなギターです。
これを購入すれば後述の改造計画のピックアップ交換やコイルタップ仕様にする手間や金額が省けます。
ただ、スケールが長すぎる。。。!
26.5インチ(673mm)はミディアムスケールで慣れた僕には別の楽器です。
6弦→7弦というだけでも別の楽器のような変化なので、その他の弾き心地はなるべく変えたくないというところから、選択肢から外しました。
スケールが長い分、低音の迫力はあると思います。多少強くピッキングしてもピッチが上ずったりしないので、7弦低音リフを重視する方には向いていると思います。
改造計画
フレット
流行りのジェスカーのステンレスフレットに変えたいですね。
耐久性や、チョーキングの滑らか感に期待しています。
しばらくはデフォルトのまま使って、フレットがすり減ってきたらジェスカーに交換したいと思っています。
ピックアップ
デフォルトのEMG707も気に入っているのですが、よりなんでもできる万能ギターにしたいので
リア:EMG 707TW
フロント:EMG707 TW-R
に変更しようと思っています。
これでコイルタップが可能になるので、シングルコイルっぽい音も手に入れられます。
コイルタップにするにはコントロールノブも改造の必要があるので、ボリューム10でカチッと止まるように出来たらとも思っています。
編曲の仕事や、自分の趣味ではない曲を依頼されたときにもこの1台で対応していきたいのでシングル、ハムの両方の音色を扱いたいですね。
アーム
RED BISHOP製のMAGIK-ARM for Floyd Rose (RBAH1B1)に替えようと思っています。
フロイドローズはめちゃくちゃ気に入っています。
が、藤岡幹大さんやヴァンヘイレン好きなのでアームを締め切らずブラブラさせるようにセッティングしており、アームの操作をする際にアームが効くまでの遊びから効き始めに変わる際にガタつきが生じます。
このガタつきは弾き心地が悪く、ノイズの発生源になります。
MAGIK ARMを使用すればこのガタつきを抑えられるため、載せ替えを検討しているところです。
大村孝佳さんも使用されているようですね。
このギターはあり?なし?
ここまで書いていて、あれ?短所多くね?と思っていますが、個人的にはめちゃくちゃいいギターだと思っています。
短所はまぁなんとか対策できる、もしくは我慢できるところが多いのですが(弦落ちを除く)、長所に書いた部分をすべて満たすギターはなかなかありません。
メタルが中心だけど他のジャンルもたまには弾きたい、という人には超お勧めです!

















あおい



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