大人も楽しめる城崎マリンワールドの感想*水族館以上とは?
こんにちは。あおいです。
先日、兵庫県豊岡市にある城崎マリンワールドに行ってきました。
私の家は城崎マリンワールドに日帰りで行ける距離にもかかわらず、初めての城崎マリンワールドです。
海遊館の方が近くて、水族館と言えば昔から海遊館というイメージでした。
そんな中、ちょっと足を延ばして城崎マリンワールドに行ってきたので、旅行記とともに感想を書いていこうと思います。
城崎マリンワールドとは
城崎マリンワールドは兵庫県豊岡市にある水族館です。
『水族館以上、であること。』をコンセプトに『水族館の枠にはまらない面白いこと、楽しいこと、素敵なこと』を行っています。
『以上って何?』と思われるかもしれませんが、この記事を最後まで読んでいただければ、城崎マリンワールドがちょっと変わった水族館であることがわかると思いますので、興味のある方は読んでいってくださいね。
基本情報
営業時間
年中無休で、営業時間は9:30~16:30(最終入場は16:00)です。
(時期により営業時間が変更するようなので、行く前に公式HPで確認してください。)
入園料金
大人:2600円、小中学生:1300円、3歳以上:650円です。
(体験オプションを行う場合は別途費用が必要な場合もあります。)
駐車場
1日800円です。駐車場は城崎マリンワールドの入口のすぐ前にあります。
駐車場にはスタッフの方がいるので、スタッフさんに料金を渡し、指示に従って駐車します。
アクセス
兵庫県豊岡市にあります。
JR城崎温泉駅から車で10分ほどで、バスも出ています。
アトラクション
イルカ・アシカショー
イルカ・アシカショーはアトラクションの中でも最も迫力があり、見ごたえのあるショーです。
城崎マリンワールドのイルカ・アシカショーは毎年テーマを決めて、ショーの内容を変更しているそうです。またシーズン中でもショーの内容をバージョンアップすることもあるようです。
私が見たショーは、アシカ→イルカ→アシカ→イルカ→セイウチと順番に演技を披露してくれました。
アシカとセイウチは陸上で演技をしてくれるので、真ん中あたりの最前列で見れば、至近距離でアシカ・セイウチを見ることができるのでおすすめです。
イルカはシーランドスタジアムを横幅いっぱい利用し、ダイナミックな演技をしてくれるので、どの席に座っていても楽しめると思います。しかし、イルカが挨拶のタイミングなど陸上にあがることが数回ありますが、真ん中のステージなので、やはりおすすめは真ん中の最前列です。
イルカのライブステージ
ドルフィンタンクにて、幻想的な雰囲気の中、中心にある円形プールにイルカが登場します。
スクリーンに水中を泳ぐイルカの姿やおへそなどが映し出されます。また、イルカの健康管理についてなど、普段知ることのできないイルカの生態について知ることができます。
イルカのショーというより、イルカについての知識を学ぶ講義のような感じでした。雰囲気は堅苦しくなく、楽しい感じでしたよ。
トドのダイビング
トドが高さ5mもある岩山に登り、岩場で逆立ちを決めてから、プールにドーンとダイビングします。
水しぶきが観覧スペースまで飛んできて、大迫力の光景です。
個人的には、スタッフさんがトドにエサをあげる時に、けっこうな距離を正確に投げてあげる姿がお見事でした。当然のように行っているというのがまた素晴らしいですよね。私にはできません( ;∀;)♡
アザラシのロッククライミング
率直な感想は『え?アザラシってそうやって急斜面登るん?そうやって降りるん?』です(笑)
身体を上手に動かして急斜面を登り、滑るようにして頭から降りていきます。
私たちを含めて、観覧側からは『おおお~~~!』と驚きの声があがっていました。
アシカのスイミング
12mもある巨大チューブの中で、華麗なアシカの泳ぎを披露してくれます。
泳いでいる姿を下から見ることができ、まるで海の中にいるかのような素敵な光景でした。
この日のアシカは、にこっり笑うのが特技のようで、スタッフさんの合図に合わせてニコッと可愛い笑顔を見せてくれました。
そして、私たちは、幼稚園の遠足の子たちと一緒に見たんですが、子どもたちの素直な歓声が新鮮で、こちらまで幸せな気持ちにしてくれました。
ペンギンの散歩
10匹ほどのペンギンがテクテクお散歩する姿を見ることができます。
速足のペンギンやおっとりしたペンギンなどいて、(当然のことですが、改めて)『性格があるんやな』と実感しました。
ペンギンが陸上でボーと立っている姿や泳いでいる姿はガラス越しでよく見ますが、ペンギンが長距離を歩いたり、階段を上り下りする姿は貴重な光景でした。
あんなに小さな足で、(私たちが普段利用する高さの)階段をぴょんぴょん上り下りする運動神経に驚き、その姿は愛おしかったです。
さかなのランチタイム
ダイブには、ヒトデやウニ、魚などがいる浅い水槽があり、生き物を水槽から出さないように手を水槽に入れて、生き物を触ることができます。
さかなのランチタイムになるとエサをもったスタッフさんが来て、餌をいただけるので、魚たちへのエサやり体験が無料でできます。
さかなのエサは小さなエビなので、触りやすく、誰でも抵抗なく行えると思います。
エサを水槽につけると魚たちが寄ってきて、奪い合うように勢いよく食べてくれます。魚たちはご飯の時間と分かっているようで、水面に手を近付けるだけで寄ってくる魚もいました。
無料とは思えないほど楽しかったです。
体験オプション
ウラ側見学と大水槽でエサやりツアー
水族館の裏側に入り、その日の生き物たちのご飯の準備をしている様子を見たり、冷凍庫に入ってリュウグウノツカイや巨大なイカを見ることができました。
『水族館の裏側やし、秘密の空間なんかな?』と思いましたが、スタッフさんに聞いたら、写真で撮影しても良いとのことでした。
また、巨大なメインの水槽にいるコバンザメにエサをあげる体験もできました。
コバンザメたちは普段は水槽の流れが速いところのガラスにくっついていて、あまり近くで見れませんが、ご飯の時間になると上まであがってきてくれるので、このタイミングは近くで見ることができます。
割りばしについたご飯を勢いよく食らいついてきて、思わずビクッとしてしまいました。
料金は1人500円で、定員は5名までです。公式HPより事前予約できます。当日空きがある場合は、ダイブ予約センターでも予約可能です。
距離をとってアザラシと遊ぶツアー
アザラシへアクリル越しにサインを出して、エサをあげる体験ができました。
スタッフさんにサインを教えてもらって、アザラシにサインを出すと、アザラシがお腹を見せてくれたり、ころんと転がってくれたり、手を振ってくれたりしました。その後、エサをあげてから、アザラシとアクリル越しに写真を撮らせていただきました。
アザラシ同士がキスしている姿が愛おしく可愛かったです。
料金は1人500円で、定員は5名までです。公式HPより事前予約できます。当日空きがある場合は、ダイブ予約センターでも予約可能です。
フィッシュダンス(特別ステージ体験)
ドーナツ型の水槽には多くのブリが泳いでいます。(出世魚なのでハマチやメジロもいます。)
そのドーナツの穴の部分からブリにエサをあげると、目の前のブリが殺到し、バシャバシャと水飛沫が飛び散るほど激しく、急速にブリが泳ぐ光景を見れました。
この真ん中のステージは上下に動くため、下に降りるとブリが泳いでいる様子とエサを奪い合う様子を横からも見ることができます。
料金は1人600円で、定員は5名までです。公式HPより事前予約できます。当日空きがある場合は、ダイブ予約センターでも予約可能です。
アジ釣り
城崎マリンワールドではアジ釣りをすることができます。水族館でアジ釣りって普通出来ないですよね(笑)
事前予約は不要で、その場で竿とエサを1本660円で借りられます。制限時間などはなく、針糸が切れるまでアジ釣りを行えます。
私は釣り初心者なので、アジ釣りを行う前は、『ちゃんと釣れるかな?1匹も釣れなかったらどうしよう。エサつけれるかな?』と不安もありましたが、エサは小さなエビなので抵抗なく触れたし、針糸に簡単につけることができ、水面に垂らすと数秒でアジを釣り上げることができました。
小さめのアジなので、面白いほど簡単に釣れました。
釣りあげたアジをとりあえず地面に下ろして、ピチピチ動くアジをバケツに入れる方が難しかったです(笑)
アジは生きが良くて、バケツに入れても目を離したすきに出てきちゃったりしました(笑)
針糸が切れるまで挑戦した結果、11匹も釣れました!
釣りの後は、アジバーにアジをバケツごと持って行って、1匹50円で天ぷらにしてもらいました。
旦那と私で17匹釣り上げたので、すべて天ぷらにしてもらい、ペロリといただきました。とても美味しかったです♡
近くに石鹸もある手洗い場があるので、アジバーでアジを天ぷらにしてもらっている間に、手も洗えるので安心です。
フォトサービス
ドルフィンフォト
イルカ・アシカショーの終了後に写真撮影となります。
ドルフィンフォトは、ダイブにある予約センターで事前予約をすることができます。1回5組までです。
料金は1200円で、フォトフレームをつける場合は追加料金300円かかります。現金支払いしか対応していなかったので、基本キャッシュレス決済という方は注意してください。(おつりはいただけます。)
また、写真を受け取ると、QRコードがついているので、撮影後1週間以内ならデータ取得も可能です。
ドルフィンフォトの撮影時は、スタッフさんに指示された場所にしゃがむと、イルカが2匹勢いよく陸上にあがってきてくれました。イルカをカメラ目線にするために、カメラマンさんが鈴を振ってイルカの視線をひきつけ、素敵な写真を撮影してくれました。今まで(動物園などの施設で)何回が動物と写真を撮ったことがありますが、動物の視線まで気を遣ってくれたことがなかったので、驚くとともに嬉しかったです。
イルカはとても近くまで来てくれたので、思わずじーと見つめてしまいました。こんなに近くでイルカを見たのは初めてで可愛かったです。(ちなみにお触りは禁止です。)
ペンギンフォト
ドルフィンフォトと同じく、1枚1200円です。1日に、平日:2回、土曜:3回、日祝:4回行っており、1回5組までのようです。
私たちもペンギンフォトを撮影したかったですが、スケジュール的に時間が合わずできませんでした。次回来た時の楽しみにとっておこうと思います。
私たちのスケジュール
私たちはできるだけ多くのアトラクションや体験オプションに参加したくて、事前にスケジュールを組んでから挑みました。
09:30 ダイブの予約センターで受付
10:10 ウラ側見学と大水槽でエサやりツアー
10:40 フィッシュダンス(特別ステージ体験)
11:20 トドのダイビング
11:35 アザラシのロッククライミング
12:10 距離をとってアザラシと遊ぶツアー
お昼ごはん アジ釣り+アジの天ぷらをいただく
13:35 アシカのスイミング
13:50 ペンギンの散歩
14:10 さかなのランチタイム
14:30 イルカのライブステージ
15:30 イルカ・アシカショー
16:00 ドルフィンフォト
有料オプションを事前に予約している場合も、当日に予約センターに行って受付をします。ドルフィンフォトは当日予約なので、このタイミングで予約しました。
アトラクションや有料オプションは新型コロナウィルスの影響で休止しているものもあったので、終息後にリベンジしようと思います。
アトラクションと体験オプションを制覇すると、ほとんどの生き物を見ることができます。しかも、どの生き物もスタッフさんの解説付きで、元気に動いている姿を見られるので、個人で見てまわるよりも満足度があがります。
シーズーのメイン水槽はあまりイベントがなかったので、合間の空いている時間に見てまわりました。
エイやクラゲ、カクレクマノミなど、水族館に行ったらやっぱり見たいですよね!
その日のスケジュールは公式HPに掲載されているので、確認してみてくださいね。
感想
城崎マリンワールドはスタッフさんの愛想がとてもいいことに驚きました。
たくさんアトラクションや体験オプションに参加していたのもありますが、顔を覚えてくれてにこやかに話しかけてくれたり、明るく元気で、『気になることがあれば何でも聞いてくださいね~』と気さくに声をかけてくれたりと、居心地がとてもよかったです。
『水族館ってこんなに会話であふれているっけ?』と、疑問に思ってしまうほど、活気にあふれていました。
スタッフさんと気軽に話したり、生き物たちと触れ合ったり、ショーを見たり、アジを釣ってその場で食べたりと、楽しい時間を過ごしました。
ここで、コンセプトである『水族館以上、であること。』の『以上』の意味がわかった気がします。
私たちは夫婦2人にも関わらず、9:30に到着して、16:30までがっつりと遊びましたし、飽きる時間はなく、もはや時間が足りなかったです。
大人から子どもまで皆が楽しめる施設なので、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません